「うちの母ちゃんが体験した怖い話。短いの3連発」
今回はうちの母ちゃんの話。
母ちゃんの実家は、このブログの怖い話にちょくちょく出てくる霊感一家です。
蛇にとり憑かれた話はこちら。
私が生首を見たのもこの家。話はこちら。
婆ちゃんの葬式で起きた怪現象はこちら。
こんな実家で育った母ちゃんなので、ちょいちょい変な体験をしています。
そんな母ちゃん。
最近だと↑の婆ちゃんの葬式での話なんですが、
婆ちゃんとの最後の別れで、棺に釘を打つときでした。
とんでもない頭痛に襲われ、「これは脳溢血とか脳梗塞とかくも膜下とか、絶対ヤバい病気だ!」と思ったそうです。
しかし、目の前で棺の扉が閉められ、今まさに火葬場へと運ばれる、そんなときに病院に行くわけにもいきません。
頭痛のピークは母ちゃんが棺に釘を打ってる最中でした。
後日、大きな病院で検査するも、異常なし。
母ちゃんは、婆ちゃんが自分を怒っていたんじゃないかと落ち込んでました。
婆ちゃんの怒りが頭痛の原因なんじゃないかと。
「んなわけねーべ。あんなに病院に通って面倒見たんだから怒ってるわけねーべ」と諭しましたがね。
そんな母ちゃん。
そんな母ちゃんは、小さい頃にも人魂を見ています。
昔のトイレは外にあって、夜中にしたくなったら外に出なきゃいけませんでした。
中学生だった母ちゃんが夜中に外に出ると、隣の家の上空に大きなお月様がありました。
とても大きな。
「凄いな~」と思ったそうです。
翌日、隣の家の爺さんが夜中に亡くなっていたことを知りました。
「今考えたら、あのお月様は人魂だったんじゃないかなぁ」と母ちゃんは言いました。
そんな母ちゃん。
そんな母ちゃんの妹は演歌歌手みたいな美人です。
その妹と一緒の体験した怖い話があります。
まだ二人とも若い頃です。
お盆にお墓参りを済ませ、お寺から出た瞬間です。ドスンと肩が重くなりました。
歩くのもしんどいくらいの重さで、怖くて後ろを振り向けなかったそうです。
しかし、それを今言ってしまうと妹を怖がらせてしまう。
恐怖を必死に隠して家に戻りました。
家の門をくぐった瞬間、肩の重みがフッと消えたんです。
「は~よかった~。実はさ~」
と、お互いが話し始め、お互いが驚きました。
妹も同じ体験をしていたんです。
姉を怖がらせないよう必死だったそうです。
2人の肩に乗ったのは、早くに亡くなった父親だったんじゃないかと話していました。
母ちゃんの怖い話、どうでした?
幽霊出てきませんでしたね・・・。
フフフ。