「長男は大人になって幽霊が見えなくなったのに、三男は今も実は見えていた話」
なんか嘔吐下痢から復活したら、ブログの更新が凄い億劫になってしまいました。
ブームが去ってしまったのでしょうか。
でも、先人が言ってました。
「ブームはムーブ」って。
兄貴の子供達が体験した怖い話を紹介しましょう。
長男のT。こいつは今年19歳になるんすけど・・はやいなぁ・・もう19か。
兄貴が20歳のときの子供なんで、オレとTは14コしか離れてない。
兄弟っていってもいいくらいだね。
そんなTは運動神経抜群で、サッカーやらしたら相当凄かったのに、なぜか中学ではバスケ部へ。
なぜか聞いたら「チンおじさん中学バスケやってたんでしょ?」
とのこと。
兄貴曰く、Tの中でのオレは相当に神格化されているらしく、憧れのおじさんに近づきたくて同じバスケを選んだんだと。
中学ではモテモテで、先輩の女子が毎日朝に家に迎えに来て、2人に挟まれながら登校。
明るくて運動神経が凄いから人気者で、しかも喧嘩は売られたら絶対買う主義。
なので、ヤンキーの先輩にも可愛がられていました。
そんなT。
まったく関係のない前置きはここまでにして。
住んでる団地に黒い影が出るんです。
Tが小学生の頃。
「いってきまーす」
と家を出て、
「うわー!!!」
と帰ってきました。
理由を聞くと
「家出たら外に黒い影いた」
とのこと。
Tは憶えていませんが、この黒い影はTが幼稚園の頃にも出ています。
家の中に。
兄貴が風呂に入れて、上がらせて体にバスタオル巻いて、茶の間に送り出したところ
「うわー!!」
と泣きながら風呂に戻ってきて
「黒いのいたぁ!!」
と言いました。
Tも大人になってそういうのが見えなくなりました。
しかし、もっと見えるヤツがいました。
三男のH。
Hはスゲー社交性が高くて、親戚に対してもアザッスアザッスと頭ペコペコ。
自分より小さい子(うちのチビ達)に対してはメチャ優しい。
凄い良い子に育ったなぁと感心したんですが、若干オレに対してはテレ気味。
兄貴が「ほれチンおじさんと遊んでもらえ~」
と何度もけしかける感じ。スッススッス恥ずかしそうにしてたけどね。
この前の母の日で家にきたときに、幽霊の話になったんですが、
「普通に見えるよ」
と言い出したんです。
今中学一年生なんですね。
だからわけわからんこと言う歳でもないんですよ。
「団地の〇〇号棟の階段の踊り場にいるよ」
と言うんです。
どんなふうに見えるのか聞いたんですが、説明が難しいと言っていました。
怖がりなチンおじさんは
「ねえねえこの家にいる?ねえねえこの家は大丈夫?」
と聞いたら
「この家にはいないよ」
と安心安全のお言葉をいただいたので、胸を撫で下ろしております。
長男、小さい頃に見えていた
次男、まったく見えず
三男、今も見える
これが兄貴の家の三兄弟です。
みんなの怖い話はこちらだよーん