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「多重人格者 ビリー・ミリガン」

24人の人格を持つ男、ビリー・ミリガン。彼は3人の女性に対する連続強姦、及び強盗の容疑で逮捕されました。ビリーの担当弁護士のジュディ・スティーブンスは接見を通して彼の異常性に気付きます。結果、ビリーの中に23人(後に1人追加)の人格がいることがわかったのです。

彼の中には上流階級の英国人、危険な人格のユーゴスラヴィア人、ひたすら泣いている女の子、ただただ怯えている男の子など様々な人格がいたのです。

アラビア語を流暢に話す人格もいれば、アドレナリンを操作することが可能な空手の達人もいました。イギリス訛りやスラブ訛りの言葉も話し、担当した判事らは多重人格を確信したのです。

 

解離性同一性障害はかつて多重人格障害と呼ばれていました。人間は心が耐えられない状況になると、意識を失ったり記憶を喪失したりして心を守ります。これが正常な「解離」ですね。ただ、解離性同一性障害になると、心を守ろうとして切り離した感情や記憶が人格を持って表に現れるのです。そして解離性同一性障害になる人の特徴としては、幼少期のトラウマが原因に挙げられます。ビリーの場合は、新しい父の虐待でした。

 

ビリーは解離性同一性障害が認められ、無罪となります。最終的には「教師」という最後の人格が現れ、ビリーの中の人格を統合していきました。

 

 

 

もし、仮に魂というものが本当にあって、体1つに対して魂が1個のルールがビリーには通じなくて、24個の魂が入っていたとしたら・・・なんてことを考えます。ビリーの場合、凶悪な人格が多かった為、犯罪を引き起こしてしまいました。でも世界には常識的な人格の魂がたくさん入った人間が普通に暮らしていて、いつも心の中の円卓で、会議をしながら行動を決め、多数決を取ったりしながら愉快に生きているなら、それもまた凄くロマンを感じてしまうのです。

 

 

 

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