読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「疲れてませんか?限界感じてませんか?」

おセンチ日記

なか卯で昼飯を食べることが月に一回ある。「具合が悪いなぁ…よし!逆に食って元気になるか!」ってときに利用する。今日も体調は最悪だ。

隊長!体調が悪いです!それはたいちょうぶかい?なんてクソつまらないことを思い浮かべながら店に向かい、水樹奈々のキャンペーンの旗を掻い潜り、店内に意気揚々と入った。
 
僕は水樹奈々サイン入り(ホントに書いてんのかい)ポスター応募券付き唐揚げ無料券or卵無料券を手に、画面も見ずにランチセットをタッチし、卵無料券を切り離すと店員に(卵くれたまえ顔で)渡す。
その瞬間だった。ふせえり似の店員の顔が一瞬曇ったのである。僕は見逃さない。なんだ。どうした。何かあるぞ。心がざわつく。5秒後。
 
「親子丼ミニうどんセットに卵でーす」
 
 
…しまった。お…親子丼だったなんて…。ふせえりも心の中で「よくそんなに卵食うわねぇ」と半笑いでジロリといつもの得意な顔をしているだろう。
 
 
過去に一度、1日中パチスロを打って飲んで徹夜して、また朝からパチスロを打ったことがある。当時の相棒と2人でだ。昼前には限界を迎え、マックでドライブスルーに寄って帰ろうということになり、その相棒はマイクにこう答えたのだ。
ダブルチーズバーガーのセットとチーズバーガー単品で」
お前どんだけチーズ好きやねん。そうツッコむ前に
「なんでオレ今チーズバーガー頼んだの?」
チャモロ人のような彼はシジミみたいな目で僕に聞いた。
 
 
僕はもう彼を馬鹿にできない。卵好きのレッテルをふせえりに貼られた僕は、あの日の戦闘竜のような見た目の彼を笑えないのだ。
 
 
店を出て、ふせえりのキャンペーンの旗を掻い潜る。揺れてニヤついているように見える。ダメだ。限界だ。
「あなた~卵好きね~。たいちょうぶってな~に~?傑作ね~。」
 
うるさい。
僕は帰りにまた貰った無料券をポケットの中で握りつぶした。

f:id:nonryo:20160614085337j:plain