「母方実家の従姉妹が小さい頃に見えていた幽霊の話」
母方の実家の従姉妹の話です。
母方の実家といったらこのブログで毎回出てくるお化け屋敷なんですが、そこで暮らしている従姉妹の小さい頃の話です。
今は建て替えて新しい綺麗な家なんですが、昔は古くて怖かったんです。
茶の間の横に廊下が走っていて、廊下に面してすりガラスなんですよ。
そこを女の人が通るんです。
霊感の強いおんちゃん(母ちゃんの弟)が平気な顔してそんなこと言うんで、小さい頃の私たちは怖かったなぁ・・・。
おんちゃんが茶の間で横になってプロ野球見てて、気付くと近くに女の霊が裸で正座してこっち見てるんだって。それをおんちゃんは蹴って追いやるんだってさ。これは蛇にとり憑かれた話のときに書いたけども。
まぁそんな家。
そんなおんちゃんの子供の従姉妹も霊感が強く、小さい頃はよく見えていました。
従姉妹が3歳の時です。
外で母親と遊んでいて、もう家に入ろうね~と3輪車を片付けようとすると
従姉妹「だめだよ、お母さん。まだ○○君それに乗ってるよ」
晩ご飯を食べようと席に着いたら
従姉妹「だめだよ、お母さん。そこ○○君が座ってるから」
従姉妹には〇〇君が見えていました。
幼稚園に入園し、夜のオムツが取れた頃。
夜中に従姉妹がトイレに行きたくなり、母親を起しました。
おんちゃんもちょうどに起きて、みんなでトイレに向うことになりました。
建て替える前の昔の家なので、階段の天井は高く電気はうす暗い。
寝起きなので、おんちゃんを先頭に、手すりを掴んでゆっくり下りました。
とっとっとっとっとっとっとっと
と、おんちゃんの脇をすり抜けて急いで駆け下りていく小さな影。
「あぶないぞー!」と声をかけたんですが、振り向くと従姉妹は後ろにいました。
従姉妹「〇〇君だ・・・。」
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