「日本三景 松島にある赤い橋で体験した怖い話」
日本三景の一つ、松島。
松島には縁切り橋、出会い橋、透かし橋、と3つの赤い橋があります。
詳しく知りたい方は写真入りで紹介しているこちらサイトを見てもらうとして
この赤い橋で幽霊を見た人を知っています。
前の職場の同期にH君というヤツがいたんですが、H君の弟が夜中に赤い橋のどれかを友達3人と渡ったらしいんですよ。(どれかって書いたのは、今日この瞬間まで赤い橋は1つだと思っていました。↑のサイト見るまで)
橋の3分の2くらいまできたら、橋の終わりの「〇〇橋」みたいな文字が書いてある太い柱のとこに黒い大きなゴミ袋が置いてあるのが見えたんですね。
「うわぁ。こんな場所でもゴミ捨ててくヤツいんのかよ~」
と思ったみたいです。
橋も終わりに近づき、だんだんゴミ袋に近づくにつれ、それがゴミ袋じゃないことに気付きました。
それはゴミ袋じゃなく、しゃがんでる女の人でした。
女の人もこちらに気付き立ち上がったので、H君の弟は
「うわわぁぁぁ!!」
と来た道を走って戻りました。
でも一緒に行った友達3人のうち2人は戻ってきません。
一緒に走って戻ってきていた友達と
「あれヤベ―よ。なんでこんな時間に女の人いんだよ~。てかあいつらなんで戻ってこないんだよ~」
と話していると、のんびり残りの2人が歩いて戻ってきました。
「お前ら何したの?急に戻って」
と言うので
「っつーか、お前ら怖くなかったのかよ。女の人」
と返すと
「女の人なんていなかっただろ」
と答えました。
4人中2人にしか見えていなかったようです。
後になって考えると、夜中で一切の光がない状況で、橋の途中から橋の終わりにあるゴミ袋と勘違いした女の人が見えるはずないんすよね。
H君の弟と一緒に逃げた友達は、幽霊だと思って逃げたんじゃなく女の人にビックリして逃げたそうです。
そらそうだよね。夜中に急にゴミ袋だと思ってた物体が女の人で、急に立ち上がったら、そら誰だって逃げるよね。
おしまい。
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