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「まさにXファイル 人体発火現象を追え!」

怪奇事件

2013年、インドに産まれたラーフル君は生後3か月で4回の火災を体験している。原因は彼自身にあった。彼は人体発火現象を起こしていたのだ。

生後9日目、12日目、45日目、65日目、と4回の発火現象が起き、4回目の出火では家が焼失した。4回目の火災で頭から足の先まで燃えてしまったラーフル君は、病院で監視下の元、治療が行われた。ベッドの近くには消火器と水の入ったバケツが置かれ、24時間の監視がされた。

レントゲン写真や血液検査の結果で、ラーフル君の骨や内臓は正常だったが、毛穴から可燃性のガスや液体が放出されていることがわかった。

 

さて、ここで人体発火現象について簡単に説明したい。

正式名称は「人体自然発火現象」といい、過去300年で200の事例がある。

有名なのは

メアリー・リーサーの事件

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1951年7月1日の夕方、アメリカ・フロリダ州のセントピータースバーグのマンションでおこった事例。被害者のメアリー・リーサーの息子、リチャード・リーサーが母親のマンションを訪ねると、母親はスリッパを履いたままの足などを残して、すでに焼け死んでいた。前日に息子が母親を訪ねた際は、母親は読書をしていたというが、その後の電話で、睡眠薬を四錠飲むと言っていた。

 

ルフレッド・アシュトンの事件

1988年1月8日に、イギリス南部のサウサンプトンでおこった代表的な人体自然発火現象の事例である。被害者アルフレッド・アシュトンは、下半身のみをくっきりと残して焼け、発見時には既に死亡していた。周辺には、火気らしきものはなかった。室内は高温だった。

 

マイケル・フェアティの事件

2010年12月22日に、アイルランド西部ゴールウェイで、76歳の男性マイケル・フェアティが自宅の居間で焼死体で発見された。発見時には既に死亡していた。周囲に燃えた跡のようなものは無く、検死官は彼の死因を人体発火現象と判定した。

 

人体発火現象で共通しているのは、周りの物を燃やしていないことである。人体だけが丸焦げ状態で見つかり、部屋は燃えていない。座っていた椅子などの接触している部分は燃えているが、家屋が全焼するような火災には発展していない。それは、人体がロウソク化しているからである。

なんらかの原因で服に火がついたしたとしよう。なんらかの原因で火を消せず、動けない状態になっていたとしよう。例えば意識を失っていたとか、すでに死んでいたとか。この場合、衣服から体に移った火で脂肪が溶ける。これが燃料となり、体の大部分を焼き尽くす。燃料が無くなれば火が消える。まさにロウソクのような燃え方をするのだ。足が残されているのは脂肪分が少ないため、燃料不足で火が回らなかったのだろう。

 

足だけが燃え残る共通した遺体がどのようにできたのかはわかった。ではなぜ発火したのか。

これにはたくさんの説がある。

アルコールの大量摂取による発火説、リンによる発火説、プラズマ発火説、人体帯電説、発火性遺伝子による発火説、電磁波発火説、球電説、などさまざまである。

しかし全てが仮説である。

 

今回のラーフル君の発火原因はどうだろう。彼はファイヤースターターなのではないのだろうか。

ここから少しふざけます(ちょっとよ?)。まだ能力をうまく操れないだけで、スプリガントニー・ベネットジョジョのアブドゥルのような火を操る人間なのではないだろうか。親御さんの気持ちになったら冗談ではすまないので、このへんで終わりにする(ちょっとだったでしょ?)。

2013年の話だから、ラーフル君その後はどうなったんだろうなぁ・・・。