「まったくの嘘っぱち!世界四大文明説」
歴史の教科書に必ず出てくるのが「世界四大文明」
メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、黄河文明をさす言葉である。
しかし、この四大文明という考え方は考古学界では完全に否定されている。科学的調査がなかった100年前ならいざ知らず、現在の調査では少なくてもこの時期に20の文明があったことがわかっている。(BYキートン先生)
そもそも欧米では四大文明なんて考え方はこれまでもしていない。しているのは日本、韓国、中国だけである。
言葉の始まり
世界四大文明という言葉を生んだのは、清朝末期の支那の梁啓超(りょうけいちょう)という政治家である。梁啓超は日本で黄河文明が支那にあったという話を教わり、これを欧米に植民地化され、疲弊した支那の人々に教えようと本に書いた。「支那には欧米諸国に負けない誇るべき歴史がある」と。
これが「世界四大文明説」である。歴史論ではない。政治論である。
なぜ今も教科書に残っているのか
この「世界四大文明説」は、反日学者にとって都合の良い説だからである。
文明論には、衛星文明説というのがある。衛星文明というのは、独立文明の刺激を受けて、周りにできた自立していない文明を指す。これを唱えた英国の歴史家トインビーは、「日本は支那の文明の衛星文明であり、日本は大化の改新によって、漢字や支那の冠位を取り入れて、はじめて文明国家となった」と説いた。
これが、支那が親、朝鮮が兄、日本が末子、という支那文明日本渡来説の根拠になっている。
だがトインビーは後年にこの自説を「日本は独立した一個の文明である」と訂正した。それはそうだ。大化の改新の前に国体はできている。
しかし反日学者は恐ろしいことに、訂正したことに眼を向けず、都合のいいように切り取ってねつ造している。
どうしても支那が親、朝鮮が兄、日本が末子という関係が大好きなようだ。
大陸があって日本がある。大陸が親で日本が子。
子供たちに歴史を捻じ曲げてでも嘘を教えたいらしい。
最後に
一枚の写真をご覧いただこう。
教科書の表紙は丈夫な紙でできている。だから教科書を開いて机に置くと紙が弛まないぶん表紙がはみ出る。そこに計算されたかのような国旗。
いい加減うんざりである。