考えれば考えるほどパイパン

昨日の話にも通ずる話なんですがね。面白い人っていますよね。巷に。
例え、間、記憶力、着眼点。素晴らしい才能です。
ただ巷でウケないのも現実です。それは相手にもそれなりの下地がないと成立しないからです。空に同じ絵を書けないとダメ。これは内輪ではトップクラスの選手でも、1人では三軍止まりの実力なのです。
では1人で実力を発揮できる選手とはどのような人物なのでしょうか。水曜日のダウンタウンで「面白い人を辿っていけば松本人志に行き着く」という企画で、面白い若者が何人か出てきました。みなさん自他共に認める面白い人。じゃあ面白いことやってくださいとフラれると、本人自信満々だが地獄絵図。本当の地獄でした。ナレーションも地獄地獄と繰り返してました。
中堅層のユーチューバーの特集でも、本当に地獄でした。
彼ら地獄の住人は、テレビで見ると極寒でも合コンでは人気者なのではないでしょうか。内輪ネタも下ネタも封印されたあの密封空間で、一番イキイキするのは彼らなのではないでしょうか。一緒に参加した男性が横目に軽蔑のソレを向けても、対面の女性は楽しくてしょうがない。これでは地獄の住人の勝ちであります。
相手に合わせる適応力が一番大事なのであります。笑点ジョジョネタがウケますか?合コンで落語がウケますか?
考えれば考えるほど、自分は平凡な人間すなぁ…と思いますし、センスなんてもんは産まれもっての物なんで、考えたところで毛も生えないパイパニズムな話だなぁと思うわけでござんす。