「死神を使って復讐を試みた話」
死神っていると思いますか?
洒落怖なんか見てると、真っ黒い影だったり、マントを被った骸骨だったり、病室のベッドを覗き込むおばさんだったり、サラリーマンだったり、目撃例は結構多いですよね。
GさんファミリーのS君が教えてくれた死神は凄かったよ。
Gさんファミリーの話はこちら
普通の商店街での出来事。
灯篭みたいなものを持って腰を曲げながら歩いている老人がいたんですね。
それ見てS君は「あれ死神ですよ。危ないから近寄らない方がいい」
一緒に行動していた人(以下A)にも見えていたらしく、「死神てw」と笑っていたらしいんですが、
その死神が灯篭みたいなものから光の玉を出したんですね。
光の玉はゆらゆらと空中を移動しています。
S君「まずいから離れたほうがいい」
光の玉が走行中の車に触れた瞬間、キキ―!!ドカーン!!
事故ですよ。
A「・・・。」
S君「あれ(死神)は最初から誰かを狙っているわけじゃありません。そのとき運悪く死神の標的になってしまった人が犠牲になります。興味をもたれる前に立ち去りましょう」
A「・・・。」
こんな内容でしたね~。
そして、この死神の話はもう一つあります。
この死神が放つ光の玉。
この玉が効かない人もいます。
S君「自己中心的な人っていますよね。人の気持ちを考えない。自分のことしか考えない。それが原因で周りから嫌われるレベルの人。しかも嫌われても何とも思っていない。そういう人には効きません」
そういう嫌なヤツがS君の知り合い(以下B)の職場にいたんですよ。
Bは職場の嫌なヤツの傍若無人っぷりに困り果て、S君に相談。
S君は死神が放つ光の玉を嫌なヤツに当てることを提案。
光の玉が当たれば最悪の場合死にます。
S君最低やなって思うかもしれませんが、S君とはそういう人なのです。
味方にはどこまでも優しいけども、それ以外の人にはどこまでも非情。
漫画で例えれば、寄生獣のミギーみたいな感じ。
BもS君が人を殺すような提案をしているとは思いませんので、S君に言われるままに決行の日を迎えます。
いろいろ過程があったと思うんですが、うる憶えで創作してしまいそうなので、結果だけ書きます。
死神が放った光の玉は嫌なヤツに命中するんですが、嫌なヤツに当たった玉は跳ね返って違う誰かに当たってしまいました。違う誰かが犠牲になったみたいです。
また突拍子もないブログを更新してしまった。
反省。そして、おしまい。